漢方薬と卵巣性無月経(早発閉経)
早発卵巣不全 ・早発閉経(POF)
早発閉経は早発卵巣不全とも言われ、
卵胞発育不全による40歳未満の卵巣性無月経の状態。
発育卵胞より分泌されるエストロゲン(E2など)が低値、FSH高値・LH高値の状態をいいます。
原因は不明のものが多いが、染色体異常、自己免疫異常、卵巣手術やガンによる化学・放射線療法などにより、卵巣内の卵胞が激減することに起因します。
卵巣内卵胞が存在する状態と卵巣内卵胞が存在しない状態とあります。
卵巣内卵胞が存在する場合、早発卵巣不全でも、自然あるいは、治療により排卵、妊娠した例もあります。
しかし、妊娠、出産することが難しく、時間がかかるのが一般的です。
症状は 無月経により、ほてり(ホットフラッシュ)、発汗異常、動悸、イライラ、抑うつ、不眠などが起きます。
早発卵巣不全 ・早発閉経(POF)は、漢方的には、「痰湿」水分代謝の悪化・「お血」血の流れの滞りにより、卵巣に老廃物が溜まっている状態、と考えます。
それが原因で卵巣の機能が低下いると考え、「痰湿」や「お血」を取り除く薬を使います。
また、「腎虚」を補う薬を使うことで、卵巣機能の低下を防止することも重要です。
あきらめる前に漢方薬を服用してみませんか。
これからどのように治療して妊娠・出産するかを考えていきましょう。
早期卵巣不全と言われても心配し過ぎずに、ぜひ漢方薬をお試しください!
早期卵巣不全を克服して、自然排卵・自然妊娠されました!
長い間、不妊治療をしていたのですが、加齢のせいか、採卵後凍結卵が作れないことが2度続き、やれることをやってみようと漢方のお世話になることにしました。
お薬自体は、ほとんど抵抗なく飲めるもので、処方された薬を2ヶ月続けたところで15年ぶりに自力で生理が来て、びっくりでした。
長年、ホルモン剤漬けになっていた体が浄化されたような気がしました。
私は、もともと生理不順で、病院で「自然妊娠は100%無理」と断言されていたほどで、実際2人の子供も、不妊治療の結果授かりました。
それでも、どうしても、3人目が欲しくて、良い卵が採れればと思って飲み始めた漢方で、奇跡の自然妊娠をすることができました。
医学的には超ハイリスク妊婦ですが、40歳を過ぎても、妊娠することはできます。
治療が上手く行かなくてへこんだこともありますが、あきらめなければ、夢は必ず叶うのだと思っています。
S.Aさん 愛知県 豊田市 41歳 女性
薬剤師 宇野より:
S.Aさんは、15年間自力での月経と自力での排卵がない方でした。
病院でも、自然妊娠は100%無理と言われていました。
病院をお休みしている間、漢方薬で体質改善したいと、ヘルスファーマシィタカキ大林店に来店されました。
漢方薬を服用していただき、薬を使わずに自然に生理が来て、自然に排卵して、無事、自然妊娠されました。
早期卵巣不全で自然排卵と妊娠が難しいと言われていただけに、漢方薬での体質改善の結果は自然排卵と自然妊娠があり、婦人科の先生もびっくりして驚いていました。S.Aさんは、出産されて、今は子育てに忙しい毎日を送っています。