【注目】帝王切開で生まれると、膣内細菌叢や腸内細菌叢に触れるの機会がない ため、 腸内常在菌であるビフィズス菌などの善玉菌の定着は遅くなります。漢方のヘルスファーマシィタカキ大林店

こんにちは、漢方薬膳で自然治癒力を高める ヘルスファーマシィタカキ大林店 漢方
カウンセラー 宇野陽子です。

この漢方薬膳ラジオでは、身体も心もキレイになる、意外と知らない健康の
ポイントを、楽しく伝えていきます。

赤ちゃんは母親の子宮内にいる時は無菌の環境の中で育ちます。

自然分娩で生まれると、出生時に産道を通過する時に母親の膣内細菌に初めて接触しま
す。

一般的に、赤ちゃんは、母親由来の細菌株が定着しやすいことから、
赤ちゃんの腸内細菌叢は母親の膣内細菌叢や腸内細菌叢に似ていると言われています。

一方、帝王切開で生まれると、こうした膣内細菌叢や腸内細菌叢に触れるの機会がない
ため、
腸内常在菌であるビフィズス菌などの善玉菌の定着は遅くなります。

更に、母親の乳首や手指・口腔・産科スタッフの手指、空気中の細菌、
病院の器具などに付着している細菌が口や鼻腔から入ります。

生後1日目には殆どの赤ちゃんの便には大腸菌、腸球菌などが出現し、
3・4日目になると、母乳に含まれているビフィズス因子やオリゴ糖の効果で
ビフィズス菌が出現し、大腸菌や腐敗菌は次第に減少します。

生後1週目頃には、ビフィズス菌が最大勢力となり、
バランスの取れた腸内細菌叢を保つようになります。

一般的に、私たちの腸内細菌叢は 処方される薬剤に影響を受けやすいと言われていま
す。
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