紫斑病について6 瘀熱(おねつ)の治療 愛知県豊田市 漢方中医学のヘルスファーマシィタカキ大林店

こんにちは!中医学・漢方薬のヘルスファーマシィタカキ大林店です。

薬剤師 宇野陽子です。

外感の瘀(お)熱証は

はじめに、発熱が現れます。特に夜間に熱がひどい方が多いようです。

症状は、固定した痛み、または、張った様な感覚があり、

下腹部が硬く、膨満感があることが多いようです。

おしっこの量や回数が減る方が多いです。

出血がおきやすくなります。

瘀(お)熱証は

瘀と熱の軽重をみて、どちらが主で、どちらが従かを明確に判断して、

相応の薬剤を選択することが重要。

また、病変の過程で、血熱が盛んになると、

津液や営陰を非常に損傷しやすいので、これを補うことが重要。

血熱が盛んになると、出血を招き、

養陰・増液の薬剤を加えることが必要。

また、陰虚風動の場合は、

涼肝熄風の薬剤を用いる。

涼血すれば、おのずと、熱も清せられ、

血が煉られて、瘀が発生することもなくなります。

化瘀を行うと、熱を孤立させることが出来ます。

消瘀を行うと、脈絡をスムーズにして、

熱が発生し、それが火と化して毒が生まれるのを拒むことが出来ます。

熱により瘀が発生して、熱が瘀より重たい場合

瘀により熱と化し、瘀が熱よりも重い場合

それぞれの合った治療をする事が重要。

読んでくださってありがとう!

薬剤師 宇野陽子でした!

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