【豊田市】恐怖心と不安の違いとは?|漢方で考える心のサインと整え方

恐怖心は「悪い感情」ではありません

漢方では、恐怖心はとても大切な感情だと考えられています。

恐怖心とは、

  • 大事なものが失われている
  • これから失われそうである

ということを、心と体に知らせてくれる警報装置のようなものです。

そのため、 「怖がる自分は弱い」「気のせいだ」と無理に抑え込むのではなく、

👉 今、自分は不安なのか?恐怖なのか?

を見極め、それぞれに合った対処をすることが重要になります。

恐怖心の特徴|対象がはっきりしている

恐怖心は、 対象が明確であることが多いのが特徴です。

例:強い恐怖を感じる対象

  • 動物・鳥・昆虫
  • 高い場所・橋・トンネル
  • 雷・飛行機
  • 狭い場所
  • 血液・注射・外傷
  • 病院・歯科
    これらは、
    実際に直面したとき
    イメージしただけ
    でも、激しい恐怖感が出ることがあります。
    また、
    「怖がりすぎている」と自覚している
    でも、どうしても避けてしまう
    という状態になりやすいのも特徴です。

    恐怖心が強いと起こる症状
    恐怖の対象が
    流血
    注射
    外傷
    の場合、 脳貧血を起こして倒れることもあります。
    また、
    パニック発作
    として現れる方もいます。

    不安の特徴|対象がはっきりしない
    一方、不安
    原因が漠然としている
    「何が怖いのか分からない」
    という状態が多く見られます。
    不安が強い時に出やすい症状
    動悸・どきどきする
    脈が速くなる
    胸の締めつけ感
    息苦しさ
    冷や汗
    体の震え
    めまい感・ふらつき
    手足のしびれ
    脱力感
    頻尿
    のどの渇き
    不眠
    頭痛
    など、全身にさまざまな症状が現れます。

    漢方から見た「恐怖」と「不安」への考え方
    漢方では、
    恐怖心
    不安感
    は、それぞれ関わる臓腑や気の乱れが異なると考えます。
    そのため、
    👉 まず感情を見極めること
    が、改善への第一歩になります。

    漢方的アプローチ|心を落ち着かせる成分
    恐怖心や強い不安がある場合、
    心を鎮める
    急激な動悸やパニックを抑える
    目的で、
    麝香(じゃこう)
    龍脳(りゅうのう)
    などの漢方成分が用いられることがあります。
    ※体質・症状・既往歴により適応は異なります。

    よくある質問(一問一答)
    Q1.恐怖心と不安は同じものですか?
    A.いいえ。恐怖心は対象がはっきりし、不安は漠然としていることが多いです。

    Q2.パニック発作も恐怖心の一種ですか?
    A.強い恐怖反応として現れることがあります。

    Q3.漢方は不安や恐怖に即効性がありますか?
    A.急な症状を抑える考え方と、体質を整える考え方の両方があります。

    Q4.病院の治療と併用できますか?
    A.多くの場合可能です。服薬内容を確認したうえでご提案します。

    豊田市で恐怖心・不安の漢方相談を行っています
    当店では、
    パニック発作
    強い恐怖感
    漠然とした不安
    などのお悩みに対し、
    漢方薬
    医薬品
    健康食品
    を用いて、体質と感情の両面からの漢方相談を行っています。

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