夜遅い夕食が胃腸に負担をかける理由とは?

中医学で考える「食べ方」と睡眠の関係|豊田市の漢方相談

皆さまの中には、
仕事などの都合で、夜遅い時間に夕食を摂ることが多い
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

  • 夜遅く食べると胃が重い
  • 朝、胃もたれや胸やけを感じる
  • 眠りが浅い気がする

こうした不調は、
食べる時間と胃腸の働きが関係していることがあります。


食べ物は体の中でどう消化・吸収される?

私たちが食べた食べ物は、次の順番で処理されます。

胃での消化

食べ物はまず胃に入り、消化されます。
特に脂肪分の多い食事は、
胃に 4〜5時間 滞在するといわれています。

小腸での吸収

その後、小腸に送られ、
5〜8時間 かけて栄養素が吸収されます。

大腸での水分吸収

さらに大腸へ送られ、
15〜20時間 かけて水分が吸収されます。


睡眠中は「胃を休める時間」

本来、睡眠中は胃腸を休ませる時間です。

たとえば、

  • 夜10時に食事を終え
  • 夜12時に就寝した場合

寝ている間も、
胃の中では食べ物が残り、
ゆっくりと消化が続く状態になります。

これは、

  • 胃にとって大きな負担
  • 睡眠の質の低下

につながることがあります。

その結果、

  • 翌朝の胃もたれ
  • 朝起きた時の胸やけ
  • 逆流性食道炎のような不快感

を感じる方も少なくありません。


夕食は何時までが理想?

一般的には、

  • 就寝3時間前まで
  • 少なくとも 2時間前まで

に夕食を終え、
消化がある程度進んでから眠ることが望ましいとされています。


どうしても夕食が深夜になる方へ

仕事の都合などで、
どうしても夕食が遅くなる場合は、

  • 夕方に
    → 小さめのおにぎり1個などの軽食
  • 深夜は
    → 野菜スープなど、消化のよいもの

といったように、
胃への負担を分散する工夫も一つの方法です。


中医学で考える「食べ方」と胃腸の関係

私たちは、

食べ物を口にすれば、
含まれる栄養はすべて吸収される

と思いがちです。

しかし中医学では、
胃腸の働きが整っていてこそ、栄養は活かされる
と考えます。

間違った食べ方が続くと…

  • 胃腸機能が弱る
  • 食べていても栄養が吸収されにくくなる
  • 体に不要なもの(痰:余分な水分・老廃物)がたまりやすくなる

その結果、
全身にさまざまな不調が現れることがあります。


【一問一答】夜遅い食事と漢方相談

Q. 夜遅い夕食は体に悪いですか?

A. 体質や内容にもよりますが、胃腸への負担が増えると考えられています。

Q. 朝の胃もたれも相談できますか?

A. はい。食事時間や内容、体質を含めてご相談いただけます。

Q. 病院で異常がなくても大丈夫ですか?

A. 問題ありません。検査で異常がなくても漢方相談は可能です。

Q. 食事のアドバイスだけでも受けられますか?

A. はい。生活習慣や食養生のご提案も行っています。


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