夜のやけどは治りが遅い?体内時計と回復力の関係を東洋医学で考える|豊田市の漢方相談
皆さまは、
夜に負ったやけどは、昼間に比べて治りが遅い
と言われていることをご存じでしょうか?
実はこの現象、
「気のせい」ではなく、
体内時計(概日リズム) と深く関係していることが分かってきています。
西洋医学の視点|体内時計と回復力
海外の医学誌に掲載された研究では、
皮膚の修復に関わる細胞の働きは、夜間の方が日中より遅くなる
ことが報告されています。
この差は、
私たちの身体に備わっている
体内時計(概日リズム) が影響していると考えられています。
※これは一般的な研究報告であり、
すべての方に当てはまるわけではありません。
東洋医学の視点|子午流注とは?
東洋医学には、
「子午流注(しごるちゅう)」 という考え方があります。
- 「子午」= 時刻
- 「流注」= 気血が臓器を巡る流れ
1日24時間を2時間ずつに分け、
それぞれの時間帯に働きやすい臓器があると考えます。
夜11時〜午前1時は「陰」が深まる時間
中医学では、
夜11時〜午前1時は、自然界の「陰」の気が最も盛んになる時間帯
とされています。
人の身体も自然の一部。
この時間帯は、
- 身体を休め
- 修復・回復に集中する
ことが大切だと考えます。
現代人に多い「リズムの乱れ」
しかし現代では、
- 夜遅くまでスマートフォンやゲーム
- 受験勉強や仕事で夜更かし
- 布団に入っても考え事で眠れない
といった生活が珍しくありません。
こうした状態が続くと、
身体が十分に休まらない感覚 を訴える方もいらっしゃいます。
中医学で考える体調変化の背景
中医学では、
夜の休息が不足すると、
身体を支えるエネルギー(腎精・陰)が
消耗しやすくなる状態 と捉えることがあります。
その結果として、
- 腰や足のだるさ
- 頭がぼんやりする
- ほてりやすい
といった不調感を感じる方もいます。
※これらは中医学的な体質の考え方であり、
病名や診断を示すものではありません。
🔹 一問一答
Q1:夜更かしをすると、体に本当に影響がありますか?
A:
生活リズムが乱れることで、
「疲れが抜けにくい」「朝がつらい」などの感覚を持つ方は少なくありません。
中医学では、自然のリズムに近づける生活を養生の基本と考えます。
Q2:夜眠れない場合、漢方相談はできますか?
A:
はい。
睡眠時間だけでなく、
生活習慣や体質を含めて丁寧にお話を伺います。
Q3:漢方薬を飲めば体内時計は整いますか?
A:
漢方では、
体質や生活背景を考えながら整えるサポートを行います。
生活習慣の見直しと併せて考えることが大切です。
夜の養生で大切なこと
中医学的には、
夜は「補う・休める」時間。
体質によっては、
亀鹿仙や艶麗丹などが
夜の養生を考える際の一例 として挙げられることもあります。
ただし、
まず大切なのは
- 就寝時間
- 光刺激を減らす
- 心身を落ち着かせる習慣
といった日常生活の工夫です。
豊田市で漢方相談を行っています
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