ARTでのFSH値・E2値と妊娠率の関係
ARTでのFSH値・E2値と妊娠率の関係
①FSH値が月経3日目に8mlU/ml以下であれば、卵巣の状態が良く、
成熟卵胞数も多いといわれています。
②月経周期を通じて、血中E2値が最も低いのは、
月経3日目頃といわれています。
(妊娠率の予測の指標は、E2が80pg/ml)
③ARTの良い反応の基準は、
hCG投与日の血中E2が500pg/ml以上
成熟卵胞が3個以上
④卵巣の機能が低下すると、下垂体からFSHの分泌が亢進し、
低下した機能を回復させようとするフィードバック調節が働く。
卵巣機能の低下の最初の変化は、
FSHの基礎レベルの上昇を示すといわれている。
しかし、この軽度のFSHの上昇は、明らかな月経周期の変化はもたらさない。
また、この軽度のFSHの上昇は、
月経周期中のE2、プロゲステロンに影響を与えない。
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