アレルギー性紫斑病について2　瘀熱の治療　愛知県豊田市　中医学のヘルスファーマシィタカキ大林店

こんにちは！中医学・漢方薬のヘルスファーマシィタカキ大林店

薬剤師　宇野陽子です。

西洋医学的な「紫斑病」は、

皮内～皮下の血管から赤血球が漏出することによりおこります。

「紅斑」は、

拡張血管内の赤血球の色が皮膚の外から見えることによりおこります。

要するに、赤血球が漏出する・・・・紫斑

赤血球が漏出していない・・・紅斑

紫斑病は、出血斑ですので、出血しやすいことが要因として考えられます。

１．血小板異常

２．凝固因子異常

３．血管壁・支持組織の脆弱性

４．血管炎

５．血中タンパク異常

６．血管内圧上昇

検査は、

１．血小板数・機能

２．凝固能検査

３．毛細血管抵抗試験

４．皮膚病理組織検査（蛍光抗体法検査）、自己抗体検査

５．血中異常タンパク検査

６．血中異常タンパク検査

７．皮膚病理組織検査

その結果により、

１．特発性血小板減少性紫斑病（ITP）

２．白血病

３．全身性エリトマトーデス

４．血友病

５．播種性血管内凝固症候群（DIC）

６．ビタミンＫ欠乏症

７．ワーファリン投与

８．老人性紫斑

９．ステロイド紫斑

１０．Osler病

１１．壊血病

１２．単純性紫斑

１３．IgA血管炎

１４．ANCA関連血管炎

１５．結節性多発動脈炎

１６．敗血症性血管炎

１７．クリオグロブリン血症性紫斑

１８．高γグロブリン血症性紫斑

１９．全身性アミロイドーシス

２０．うっ血性紫斑

２１．慢性色素性紫斑

２２．怒責性紫斑

このうち、下腿を中心とする丘疹状紫斑は、IgA血管炎の原因が多い。

続きは明日！

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薬剤師　宇野陽子でした。

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