自己免疫疾患・がん 瘀熱の治療8 愛知県豊田市 漢方中医学のヘルスファーマシィタカキ大林店
こんにちは!中医学・漢方薬のヘルスファーマシィタカキ大林店
薬剤師 宇野陽子です。
昨日から、自己免疫疾患、がん・心・脳血管の疾患に多い
内傷の瘀熱証について
病気が長引き、気火亢盛となり、
湿熱・痰・瘀が血脈を塞いで現れる
内傷の瘀熱証は、
自己免疫疾患、がんの方に多いといわれています。
病気が長引くと、
さまざまな要素により、瘀血や内熱が発生します。
瘀が熱を招いたり、熱が瘀を招いたり、
あるいは、瘀と熱が同時に存在したり、
瘀と熱が絡まりあい結びつくこともあります。
■もともと気が実して痰が盛んな場合
もともと、気が実して痰が盛んな場合、または
脂っぽいもの、甘いものを過食することが多い場合、
痰・湿・濁・瘀が体内に留まり、
湿・熱がこもるようになり、血が滞り、
絡に瘀が発生し、痰・濁・瘀が滞って、熱と化す。
その後、気機が滞り、血脈が塞がって、
臓腑に熱が蓄積され、血瘀となります。
■病気がなかなか治癒しない、又は病気が長引いている場合
病気がなかなか治癒しない、又は病気が長引いている場合、
絡に瘀が発生して熱が発生します。
病気がなかなか治癒しないと、気血・陰津が損傷します。
気虚になれば、血を流す力がなくなり、
津が損傷すれば、血を載せて全身を流れるものがなくなり、
血虚になれば、血が滞って流れにくくなり、
これが続くと、絡に瘀が発生します。
瘀が長く蓄積すると、熱になり、瘀熱が発生しやすくなります。
病気が長く治癒しないと、
残毒・余邪が拡散して、気血がスムーズに流れにくくなり、
瘀から熱が生じて、血と絡み合って結びつきます。
続きは明日!
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薬剤師 宇野陽子です。
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