乳がん 放射線療法 愛知県豊田市 漢方薬・中医学 ヘルスファーマシィタカキ大林店 宇野陽子
こんにちは!
愛知県豊田市のヘルスファーマシィタカキ大林店
薬剤師 宇野陽子です!
今日は、乳がんの放射線療法について書いています。
■■部分切除術後の放射線療法
乳がんは、ほとんどが腺癌であり、比較的放射線感受性が高い
■部分切除術後の放射線療法は、
温存乳房内に遺残する微小病巣の根絶による局所制御率の向上
放射線照射ありの10年局所再発率 19.3%
放射線照射ありの15年局所再発率 21.4%
放射線照射なしの10年局所再発率 35.0%
放射線照射なしの15年局所再発率 25.2%
■放射線照射開始のタイミング
術後化学療法がない場合、:
術後8週間以内の開始を目指す
術後化学療法がある場合、:
化学療法を先行
化学療法との同時併用は推奨されない
■放射線療法の方法
1)全乳房照射
線源:4~6MVのX線
線量分割:
総線量・・・45~50.4Gy
1回線量1.8~2.0Gy
4.5~5.5週
2)寡分割照射
①42.56Gy/2.66Gy/22日
②通常の分割照射が困難な状況(高齢・遠方など)
③50歳以上
④pT1-2N0
⑤化学療法なし
⑥心臓をさけた良好な線量分布
□全乳房照射による有害事象
急性期:放射性皮膚炎・全身倦怠感
亜急性期:放射性肺臓炎
※化学療法併用のうち鎖骨上窩照射により発生頻度上昇
晩期:患側上肢浮腫・助骨骨折・皮膚の色素沈着・心膜炎・
上腕神経叢障害※鎖骨上窩照射
読んでくださってありがとう!
薬剤師 宇野陽子でした!
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