こんにちは、漢方薬膳で自然治癒力を高める ヘルスファーマシィタカキ大林店 漢方
カウンセラー 宇野陽子です。
この漢方薬膳ラジオでは、身体も心もキレイになる、意外と知らない健康の
ポイントを、楽しく伝えていきます。
ざっと800種類、1000兆個いるといわれる腸内細菌叢(そう)。
そのなかで免疫システムと深い関わりがあるのが、
大腸上部で、ビフィズス菌が作る「酢酸」
そして、
大腸下部で、ビフィズス菌が作り出す酢酸を餌にして作られる「短鎖脂肪酸」です。
この短鎖脂肪酸は、
大腸の免疫の働きを維持し、
Tレグ細胞を活性化させます。
短鎖脂肪酸は、酢酸や酪酸、プロピオン酸などの総称です。
この短鎖脂肪酸は、大腸がぜん動運動をする時のエネルギー源として使われています。
また、酢酸がお酢の成分であるように、腸内の環境を弱酸性にするため、
酸が苦手な腐敗物質をだす悪玉菌の繁殖を抑え、
よい腸内環境を整える役割があるとされています。
こうした整腸作用としての役割に加え、
短鎖脂肪酸は、免疫システムの「暴走」を抑えるTレグ細胞という特殊な免疫細胞を増
やす力をもっているのが知られています。
通常の免疫細胞は、外敵などの「異物」を攻撃するのが仕事です。
これに対しTレグ細胞は、その逆に、免疫細胞の働きを抑えるのが仕事です。
通常なら攻撃しなくてもよい物質に、免疫細胞が過剰反応してアレルギー症状を起こし
たり、
自分自身の組織を誤って攻撃対象にしたりしないよう、
コントロールするのです。
そのTレグ細胞を作り出すスイッチの役割を短鎖脂肪酸がしているのです。
腸内細菌は、ビィフィズス菌・乳酸菌・酪酸菌
これら善玉菌のエサになるサイリウム種皮を含み、
短鎖脂肪酸を作り、免疫細胞ティーレグを活性化させ、
免疫細胞が過剰反応してアレルギー症状を起こしたり、
自分自身の組織を誤って攻撃対象にしたりしないよう、
コントロールすることができます。
いかがでしたか?
ほんの数分ではありますが、大切なご自分の体の声に目を向ける
きっかけとなれたなら、これほど嬉しいことはありません。
明日の配信も、どうぞ楽しみにしていてくださいね。
漢方薬膳ラジオを通して、皆さまに、ささやかなエールが届きますように。
今日は最後まで聞いてくださってありがとうございました。
愛知県豊田市の漢方相談薬局 ヘルスファーマシィタカキ大林店 薬剤師 宇野
陽子でした
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