【豊田市】子どもの心配性・落ち着きのなさは体質から？｜小児の漢方相談
uno小学生の頃、心配性で落ち着かなかったわが子のこと
私の子どもは、小学生くらいの頃、 とても心配性で落ち着きがなく、常に気をもんでいる状態でした。
親として「性格かな？」「そのうち落ち着くかな？」と思いながらも、 どこか引っかかるものがありました。
そもそも、子どもは不安定な存在です
漢方では、子どもは大人よりも心身が不安定になりやすい と考えます。
- 成長の途中である
- 陽気（成長エネルギー）が盛んに動いている
そのため、
- 簡単に冷えたり
- すぐ熱っぽくなったり
- 元気になったり、急に疲れたり
と、状態が変わりやすいのが特徴です。
成長・発育を支える「腎気」はまだ少ない
子どもは、 成長・発育に関わる生命エネルギー（腎気） が 大人に比べて低いレベルにあります。
しかし一方で、
👉 成長・発育のスピードは一生の中で最も大きい
という特徴があります。
そのため、
- 腎気を上手に引き出す
- 腎気を消耗させない
ことができれば、
冷えやのぼせが起こりにくくなる
体力が安定する
心も安定しやすくなる
と考えられています。
子どもは「肝気」が強く、感情が揺れやすい
漢方では、 子どもは肝気の勢いが旺盛 とされます。
そのため、
- 感情の起伏が激しい
- 不安・イライラが出やすい
- 落ち着きがなくなりやすい
といった特徴が見られることがあります。
ここに、
- ちょっとしたストレス
- 環境の変化
- が重なると、 肝気の発達がうまくいかず、体内バランスを崩しやすくなり、 その影響が後になって心理面に表れる こともあります。
わが子に行った漢方的ケア
私は、
- 胃腸を整えるだけでなく
- 肝気を調える
という視点で、 子どもに漢方を取り入れました。
すると、
- 陰陽のバランス
- 五臓のバランス
が少しずつ整い、 自然と精神的に落ち着くようになっていきました。
無理に抑え込むのではなく、 「育つ力を支える」ことの大切さを実感しました。
よくある質問｜子どもの不安・落ち着きについて（一問一答）
Q1．子どもの心配性や落ち着きのなさは、性格ですか？
A．必ずしも性格だけとは限りません。
成長途中の体質や、五臓のバランスの乱れが影響していることもあります。
Q2．子どもはなぜ感情が不安定になりやすいのですか？
A．成長のエネルギー（陽気）が盛んで、肝気の動きが強いためです。
その分、環境やストレスの影響を受けやすい時期でもあります。
Q3．小児でも漢方を使うことはできますか？
A．はい、体質や年齢に合わせて調整すれば可能です。
小児は反応が素直なため、穏やかな変化が期待できる場合もあります。
Q4．いつ頃、漢方相談をした方がよいですか？
A．「少し気になるな」と感じたタイミングが相談の目安です。
早めに体質を整えることで、成長期を安定して過ごしやすくなります。
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当店では、
- 子どもの体質・成長段階に合わせた漢方相談
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