脳を守る本当の主役はグリア細胞?漢方で考える「腎精」と脳の健康【豊田市の漢方相談】

「記憶や学習は神経細胞が担っている」
そう教わった方も多いのではないでしょうか。

しかし最近の脳科学では、
**脳を正常に保つ本当の主役は“グリア細胞”**であることが分かってきました。

そして漢方では、
このグリア細胞の働きは
“腎精”と深く関係すると考えます。


神経細胞だけが主役ではなかった

私たちの脳は、

  • 約1000億個の神経細胞(ニューロン)
  • その10倍以上のグリア細胞

から成り立っています。

グリア細胞の役割は、

  • 神経細胞に栄養を運ぶ
  • 神経伝達物質の回収
  • 脳内環境の調整
  • 記憶・学習がスムーズに行える環境づくり

つまり、
脳の“土台”を支える存在です。


グリア細胞と病気の関係

最近の研究では、

  • うつ病
  • 自閉症
  • ADHD(注意欠陥多動性障害)
  • パーキンソン病
  • アルツハイマー病

などの患者さんに、

  • 大脳皮質の神経細胞の減少
  • 大脳皮質・扁桃体のグリア細胞の減少
  • 神経ネットワークの異常

が見られることが分かってきました。


漢方で考える「脳」と「腎精」

漢方では、

  • 神経細胞(ニューロン) → 気エネルギーの流れ
  • グリア細胞 → 腎精から生まれる「髄」

と考えます。

つまり、
**脳を健康に保つ鍵は「腎精をいかに守るか」**にあります。


精神の安定にも腎精が関係

うつ病・自閉症・ADHDなど、
精神の安定が必要な症状では、

  • 腎精の不足
  • 気エネルギーの不足
  • 精神の不安定

が連動して起こると考えます。

そのため、

✔ 集中できない
✔ 気力が出ない
✔ 気分が落ち込みやすい
✔ 記憶力が低下してきた

と感じる方は、
「脳」だけでなく「腎精」の状態も大切です。


腎精を養う基本の生活

1. 胃腸を整える

  • 良い食事をとる
  • 胃腸の働きを高める
  • 気・血・腎精を作る

漢方では、
食事と消化吸収によって作られるものを
**「後天の精」**と呼びます。


加齢とともに必要な補腎ケア

年齢とともに腎精は自然に減っていきます。

そのため、

  • 鹿茸 霊鹿参
  • 参茸補血丸
  • 亀鹿仙

などの補腎薬で、
脳内の「髄」を養うことが大切になります。


【一問一答】脳と漢方

Q1. 物忘れは年齢のせいだけ?

A. 加齢だけでなく、腎精の不足が関係していることがあります。

Q2. 気力が出ないのは脳の問題?

A. 脳だけでなく、気エネルギーや腎精の不足が関係することがあります。

Q3. 補腎薬は誰でも同じでいい?

A. 体質・症状によって合う漢方は違います。相談が大切です。


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